「タンザニアの石」と言う意味の美しい青紫色をした『タンザナイト』をご存知ですか?
タンザナイトは、アフリカのタンザニアにあるメレラニ鉱山でしか採掘されない希少な石で、光の具合や見る角度によって違った色合いに見える多色性を持っている宝石です。
今回はそんなタンザナイトについてご紹介していきます。
タンザナイトの歴史
タンザナイトが初めて発見されたのは1967年です。アフリカのタンザニアの北部にあるメレラニ地方で、マサイの部族民が偶然発見したという説があります。
このタンザナイトですが、 正式な鉱物名はブルーゾイサイトです。
ゾイサイトの中で青紫の発色が得られるものだけがタンザナイトと呼ばれています。
さらにこのタンザナイトという名前は、かの有名なハイジュエラーティファニーが名付けたとされています。
今ではエメラルドやルビー、サファイアの三大カラーストーンと肩を並べるくらいに人気な宝石です。
12月の誕生石と石言葉
12月の誕生石は、今までターコイズやラピスラズリでしたが、2002年に新たにタンザナイトが加わりました。
花に花言葉があるように、石にも石言葉があります。
タンザナイトの石言葉は「誇り高き人物」「高貴」「知性」「冷静」「希望」「神秘」です。
冷静な判断が出来る強い力を与えてくれると言われ、精神的に強くなりたいと思う人に最適な石です。
産出地のアフリカでは、長年の不幸を脱する石として大切に扱われてきました。
選択に迷う時や困難に直面した時は、冷静な判断ができるよう、タンザナイトが導いてくれるかもしれません。
身に着ける人を守るパワーがある誕生石なので、お守りジュエリーとして、タンザナイトをあしらったネックレスやピアスを身に着けるのがおすすめです。
タンザナイトは落ち着いた青紫色がベースなので、シックなコーディネートに適した宝石です。
人を選ぶほど強いパワー
タンザナイトは持つ人を選ぶと言われるほど、強いパワーを持っている石です。
そのパワーは持つ人の潜在意識にも届くと言われています。
また、感受性の強い人が持つと体調不良になる場合があるようです。
今まで上手くいかないで悩んでいたが何とかして良い方に向かいたい。負の連鎖から脱け出したい。
結果が出なくて悩んでいる時に、タンザナイトは今まで眠っていた能力を目覚めさせてくれたりします。
タンザナイトは大きな決断をする場合に冷静な判断が出来る様に背中を押してくれる、大逆転の人生を掴みたいと思う人に相応しい石だと言えるのではないでしょうか。
人生で大事な局面に来ていると思った時に、美しい青紫色のタンザナイトを手にしてみてはいかがでしょうか。