ジュエリーはデザインが豊富なため、失敗しやすい点もデメリット。
徐々に変色した宝石や、購入して2カ月程度で壊れたケースもあるでしょう。
気軽に指輪やネックレスを購入して「あれ?こんなはずじゃなかった」と気がつく人も多いはずです。普段使いするジュエリーほど、長く愛用したいものですよね。
今回は、「意外に気がついていない?」と思う普段使いできるジュエリーの注意点をまとめてみました。
普段使いするジュエリーってどんなもの?
特別な機会ではなく、日常生活の中で身につけられるジュエリーです。
・ネックレス
・ペンダント
・リング
・イヤリング
・ピアス
・ブレスレッド
などがあげられます。
肌を露出する機会が増える春先や、首元や手元が寂しいといったときに、ジュエリーは必須アイテム。
ジュエリーは顔回りや首周りを細く見せる錯視効果があるため、ワンポイントとしてチョイスする人もいるでしょう。
ですがジュエリーも、選び方を間違えると、自分の顔や首が短く見えたり、すぐに変色したりと失敗する場合も。普段使いするジュエリーほど、自分では気がついていない落とし穴に注意しましょう。
使っていて陥る落とし穴とは?
ここからは、どのような点が陥りやすいのかを説明します。
変色しやすいジュエリー
シルバーは、空気中の硫黄や塩素と反応するため、変色しやすい素材。化粧品や洗剤、皮膚や髪にも硫黄が含まれているため、身につけるだけで黒ずみが進みます。シルバー専用のクリーナーで、こまめなお手入れが必要な素材です。
また、金やプラチナも純度が低ければ、変色するので注意してください。
変色を避けるためには、金はK18、プラチナはPt900を用いるなど素材もチェックしましょう。
壊れやすいジュエリーを使っている
ジュエリーは皮脂や汗といった、日常生活の摩擦などが原因で壊れやすくなります。
さらには熱や乾燥、紫外線に弱い宝石もあります。
防ぐためには、割れやすい宝石を、あらかじめ知っておくことが大切です。
タンザナイト、エメラルド、トパーズ、オパール、パール、サンゴ、コハクといった宝石は割れやすい宝石ですので購入前にチェックしましょう。
サイズがあっていないジュエリー
サイズがあっていないネックレスは、首がつまって見える、首が太く見えるなどのデメリットもあります。
極端に細いチェーンは首が太く見えるといった逆効果がありますので、太さにも注意してください。かといって太すぎるチェーンは、首が短くみえるといったことも。
チェーンの太さや長さを考えると同時に、ジュエリーショップで試着することをおすすめします。
似合わないカラーを選んでいる
希少価値があり奇麗なジュエリーだからといって、必ずあなたに似合うとは限りません。
宝石のカラーが強すぎて洋服や肌に似合っていない……というコーディネートの人も。
人は瞳や髪の色で自分に似合うカラーが存在します。
同じ青の中でも、鮮やかな青のサファイアが似合う人もいれば、淡い色合いのアクアマリンが似合う人もいます。普段使いのジュエリーほど、自分の肌の色との相性も大切になってくるのです。
はやりに流されないジュエリーを選ぶべき!
新発売やセールなど、世間で盛り上がっているアイテムをみると、つい購入したくなるものです。
失敗しないためには、注目を集めているデザインではなく、使っていて飽きないジュエリー選びが大切。普段使いのジュエリーは、宝石の硬度が高く、変色しにくい素材を選んでください。
宝石が小さく、きゃしゃなジュエリーは、年齢を重ねるほど、似合わなくなります。
一粒ダイヤでもボリュームのあるジュエリーを選びましょう。
指輪は重ね付けする、ネックレスであればヘッドの付け替えなどでジュエリーを楽しんで。
流行は「サイクルが早い」傾向があるため、身につけたときのテンションは上がりますが、時間が過ぎると冷めやすい特徴があります。去年のジュエリーが急に古臭く見えるのもはやりで購入しているから。
流行のアイテムは参考程度にして、普段使いのジュエリーは、自分らしさを失わないジュエリーを選んでください。
最後に
普段身につけるジュエリーほど、耐久性や宝石の種類も大切になってきます。
シルバーや純度の低い素材は避けて。割れやすい宝石なども購入前に事前にチェックしてください。
間違ったサイズ選びは、首が太く見えるなど逆効果も。失敗しないためには、ジュエリーショップでの試着をおすすめします。
はやりに惑わされない意思も重要です。そもそも流行は数年で移り変わるため、惑わされて購入すると数年で古臭く見え、使わなくなる可能性も出てきます。
普段使いのジュエリーほど、飽きのこないデザインを選んでください。