エタニティリングとは?知らない人や選び方に迷っている人必見!

エタニティリングとは、ダイヤモンドが継続的に留められている指輪です。

ダイヤモンドというと一粒ダイヤの指輪を想像する人も少なくありませんが、結婚指輪や婚約指輪として人気があります。

エタニティリングは結婚指輪や記念日の指輪としてはもちろんのこと、普段使いや重ね付けも可能です。

今回は、エタニティリングを知らない人や選び方に迷っている人に向けて、魅力について解説していきます。

エタニティリングとは?

指輪の全周に同じサイズのダイヤモンドが、断続的に留められている指輪のことです。

「永遠」を意味する「エタニティー」が由来とされています。

指輪の全周に留められているタイプを「フルエタニティリング」と呼び、半周だけダイヤモンドがちりばめられているタイプを「ハーフエタニティリング」と言います。

アームに沿って一列につながったデザインのため、普段使いにも活用できるリングです。

婚約指輪や結婚指輪として用いられますが、結婚30周年といった記念日に購入される方もいます。

普段使いや重ね付けができるように、0.2〜0.3カラットの控えめなカラット数が人気です。

どんな意味が込められているの?

エタニティリングには「永遠の愛」といった意味が込められています。

エタニティリングは、魔よけのために用いていたダイヤモンドを、落ちないように周囲に並べたのが始まりとされています。

さらに1700年頃になるとエジプト人が「永遠の愛の証」として身につけ始めました。

ダイヤモンドの石言葉には「変わらぬ愛」や「純潔」といった意味が込められており、婚約指輪として人気があります。

エタニティリングと通常の指輪との違いは、指輪の全周にダイヤモンドがちりばめられているかのデザイン性の違いと覚えておくといいでしょう。

種類はどんなものがある?

フルエタニティとハーフエタニティの2種類があります。

フルエタニティとは

指輪の全周にダイヤモンドを継続的に留めた指輪のこと。

指輪が回っても、ダイヤモンドが隠れることがないため、どこから見ても輝きを楽しめます。

指輪全周をダイヤモンドで囲っているため、サイズ調節が難しい点がデメリットと言えます。

ハーフエタニティリングとは

半周のみにダイヤモンドを継続的に留めた指輪のこと。

半分だけダイヤモンドがないため、物をもつときに邪魔にならないことや。サイズ調節ができるといったメリットがあります。

どちらも通常の指輪とは違い、ダイヤモンドの高さや厚みが加わります。重ね付けするときなどを考慮し、高さや厚みのないタイプを選ぶといいでしょう。

エタニティリングの留め方

主に彫り留め、爪留め、レール留め、フクリン留めの4種類が用いられています。

「彫り留め」は、地金の爪を四方から止める手法のこと。上からたたいて留めますが、地金にある程度の厚みが必要になります。

爪留めは「共有爪留め」と「4爪留め」の2種類があり、地金の爪を倒すように留めていく手法です。一粒ダイヤの指輪にも用いられています。

レール留めは、レール枠にダイヤモンドを挟むように留める手法です。爪がないためスッキリと見えますが、レールが目立つデザインです。

フクリン留めは、ダイヤモンドの周りに地金を囲む手法のこと。

地金でダイヤモンドを囲って留めるため、ダイヤモンドが小さく見える欠点があります。

ですが、ひっかかりが少なく、傷がつきにくいといった利点もあります。

エタニティリングで人気のカット

プリンセスカット、ラウンドブリリアントカット、エメラルドカット、オーバルカット、ラディアントカット、アッシャーカットなど多岐に渡ります。

繊細で細かなカットにより、ダイヤモンド自体の輝きは増しますが、エッジが欠けやすいといった欠点もあります。

購入するときは、どのようなカットを用いているのか、ジュエリーショップに確認するといいでしょう。

最後に

エタニティリングは、永遠の愛といった意味が込められている指輪で、婚約指輪や結婚指輪として人気があります。

ダイヤモンドの囲み方に応じて、フルエタニティリングとハーフエタニティリングの2種類に分かれています。

選ぶときは、カットや留め方にも注意してください。ダイヤモンドの華やかさや輝きを出すために大切なカットですが、欠けるなどの欠点もあります。不安な場合はジュエリーショップに相談するといいでしょう。

地金の留め方によっても、指輪のデザインが変わるため、いろいろと着け比べてみてください。

結婚指輪や婚約指輪以外でも、普段使いに使えますので、この機会にエタニティリングで楽しんでください。