浴衣にジュエリーをあわせるときの3つのポイント!おすすめジュエリーも解説

浴衣とは、白地に藍色で染めた、夏に着る木綿の着物のこと。

祭のときに着る機会も多いのではないでしょうか。

「浴衣に指輪やネックレスをつけるのは変?」

「浴衣のジュエリーマナーってあるの?」

と思う人も少なくありません。

そこで今回は、浴衣にジュエリーをあわせるときの3つのポイントについて解説していきます。

浴衣にジュエリーを身につけてもいいの?

一般的に浴衣を着る場合、ネックレスなどのジュエリーは、控える傾向があります。

現在では多様性から、必ずしも禁止されているわけではありません。

ですが浴衣にジュエリーをあわせるときは、いくつかの注意点があります。

浴衣の生地を傷める可能性がある

ネックレスやブレスレットのチェーンが襟や袖に当たることで、生地がいたむ可能性があります。

アクセサリーを身につける場合は、凹凸の少ないチェーン、たとえばベネチアンチェーンなどを選ぶことをおすすめします。

できるだけ生地の接触が最小限におさえられる、デザインを選ぶといいでしょう。

襟や袖によりジュエリーが引き立たない

浴衣は、襟や袖で首元や手首がほとんど見えません。

ネックレスやブレスレットを身につけても、見えにくいことがあります。

このためすてきなジュエリーを身につけても、存在感が薄れる可能性があります。

浴衣のデザインによってアイテムを変える

現代的なデザインの浴衣の場合は、ジュエリーとの相性も良く、アレンジもしやすいでしょう。たとえばシンプルで高級なデザインを選ぶと、より一層おしゃれな印象を演出できます。

一方、古典的なデザインの場合は、ジュエリーを控えめにするのがポイントです。

ジュエリーの代わりに髪飾りを加えると、バランスが取れた装いになるでしょう。

浴衣にジュエリーをあわせるときの3つのポイント

ここからは浴衣にジュエリーをあわせるときに、気をつける3つのポイントについて紹介していきます。

浴衣は足首・手首・首を見せること

浴衣は、足首、手首、そして首の3つの部位を見せることで、全体がすっきり見えます。

ジュエリーを身につけるときは、3つの首の部分を避けたほうが良いでしょう。

ネックレスやブレスレットよりも、ピアスやイヤリング、指輪などがおすすめです。

浴衣の色やデザイン、帯の色柄にあわせる

ジュエリーを身につけるときは、色やモチーフ、帯の色柄などとあわせることが基本です。

浴衣の花柄にあわせて、大ぶりなフラワーモチーフのジュエリーを取り入れると、全体の統一感が生まれ、洗練された印象を与えます。

近年の浴衣は華やかなものが多いため、同系色のジュエリーを選ぶこともポイントです。

和柄のテイストにもチャレンジしてみて

和風テイストのジュエリーもおすすめです。

鶴や蝶々、水引など、普段の洋服ではあまり身につけないアイテムを楽しんでみるのも、浴衣ならではの魅力です。

差し色として、透明感のある涼しげなデザインや、ポップでカラフルなアクセサリーもオシャレですよ。

浴衣のアクセントとして、ジュエリーが全体の印象を引き立たせてくれるでしょう。

浴衣におすすめのジュエリーとは?

浴衣にジュエリーをあわせるときは、ネックレスやブレスレッドを避けて、耳や髪飾りでジュエリーを楽しむと失敗しません。

指輪

指輪はデザインや石の大きさに注意してください。

引っかかりの少ない彫り留めや覆輪留めが適しています。

ブローチ

ブローチは、直接浴衣につけると生地を傷める可能性があります。

帯留めとして使用することをおすすめします。

和服と意外に相性の良いカメオのブローチもオシャレですよ。

髪飾り

浴衣の場合ヘアスタイルは、まとめ髪が基本です。

まとめ髪には、後ろ姿を美しく魅せる髪飾りをあわせるのがおすすめです。

浴衣の色柄やモチーフにあわせて、華やかなヘアアクセサリーを選ぶと存在感があります。

ピアスやイヤリング

まとめ髪にすると耳が見えるため、耳元を飾るイヤリングやピアスを身につけると魅力が増します。

ゴールドやプラチナといった上質な素材を選び、シンプルなデザインを重視すると、品のある大人の印象を演出できるでしょう。

髪飾りとピアスがけんかしてしまうと、全体の調和が損なわれる可能性があります。

ピアスやイヤリングは、控えめなデザインを選んでバランスをとってくださいね。

最後に

今回は、浴衣にジュエリーをあわせるときの3つのポイントについて紹介しました。

カジュアルな浴衣の場合は。ジュエリーを自由に楽しんでも問題ありません。

シンプルで上品なデザインを選び、ピアスや髪飾りで楽しむと失敗しないでしょう。

今年は、浴衣にもジュエリーを取り入れて、夏を楽しんでください。