ブレスレッド、バングル、アンクレットは個性的なデザインもあり、手元が寂しいときに華やかにしてくれるアイテムです。
手首につける装飾品ですが、実は細かな規定があることを知っていましたか?
種類の違いを知ることで、もっとおしゃれが楽しくなることでしょう。
今回は、ブレスレッド、バングル、アンクレットの3つの違いについて紹介していきます。
ブレスレットとは?
手首に巻くアクセサリーのこと。
素材は金属からゴム製のものまで多岐に渡ります。
ミサンガやリストバンドもブレスレットの一種です。
ジュエリーとしての定義は「留め金」があるものとされていますので、
・テニスブレスレット
・チェーンブレスレット
・チャームブレスレッド
・ステーションブレスレッド
・マンテルブレスレッド
など伝統的なデザインからチェーンをベースにしたものまで、さまざまなデザインがあります。
ブレスレッドの歴史
歴史は古く紀元前5000年からエジプトで身につけられていました。
装飾品としてではなく、邪悪なものから身を守るため、メンタルを落ち着かせるためのお守りとして重宝されていたといいます。
日本では縄文時代から、貝や動物の骨などを用いて、手首に巻いていたとされています。
時代は進み、有名ブランドがラブブレスレッドを発表すると、瞬く間にカップルの間で人気に。現在でもファッションには欠かせないアイテムとなっているのです。
バングルとは?
「留め金」がないブレスレッドのことです。
ブレスレッドの留め金が苦手という人も、簡単に身につけられるアイテムです。
バングルはスリットが入ったタイプと、スリットがないタイプの2種類があります。
スリットが入っているバングルは、C型バングルやカフブレスレッドとも呼ばれています。
厳密に決まっているわけではなく、ジュエリーショップによって呼び方は変わるため、注意してください。
蝶番のように「カパッ」と大きく開くデザインはヒンジブレスレッド、螺旋状に巻き付けるスパイラルブレスレッドもあります。
ハーフハングルと呼ばれる、半分がチェーンで半分がプレートになっているデザインもあり、ハングルは人気のアイテムです。
スリットが入っていないタイプは手首のサイズで選んでしまうと、手のひらで引っかかるデメリットがあります。ジュエリーショップできちんと計測してもらうようにしてくださいね。
国によって身につける意味も異なる
日本ではファッションアイテムとして有名なバングル。インドやネパールなど国によっては既婚女性が着用するなど伝統的な装飾品でもあります。
日本では結婚指輪を交換しますよね。
インドでは婚礼の儀式にバングルを組み合わせて装着するなど重要なアイテムとされています。
現在のインドでは、未婚既婚を問わず装着していますが、バングルはだだのファッションアイテムではない名残も残っているそうです。
インドはテラコッタ、ゴールド、シルバー、ガラスなどをベースにしたバングルが豊富です。
カラフルなものから、シンプルなデザイン、豪華で宝石がちりばめられたものまで、さまざまなバングルが存在します。
アンクレットとは?
足首に身につける装飾品をアンクレットと呼びます。
足首をあらわすアンクルとブレスレッドが合わさった言葉で、素材も金属、木製、レザーと多岐に渡ります。
アンクレットは、歩くときに邪魔にならないよう、長さ調節のアジャスターがついていないタイプを選ぶといいでしょう。
サンダルやミュールを履く季節に身につけるイメージがありますが、ブーツの上からつけられるアンクレットも人気です。
願い事や目標がある人は、お守り代わりに宝石があしらわれているアンクレットがおすすめです。
アンクレットの歴史
8000年以上前にメソポタミアの女性が社会的地位を表すためや、夫の安全を祈るために身につけていたのが始まりとされています。
古代エジプトでは装飾品として身につけていたとされていますが、ふくらはぎの魅力を強調させるためという説もあります。
アンクレットがジャラジャラと鳴ることで、悪霊を追い払うと信じられており、お守りとして身につけられていたそうです。
アンクレットは心臓に近い左足に身につけると、恋人との仲が深まるとされています。
逆に恋人を募集している人は、右足がおすすめです。
それぞれの違いまとめ
ブレスレット、バングル、アンクレットは見た目と着け方が異なります。
ブレスレッドは留め金があり、チェーンタイプのものからリストバンドまでさまざまな種類があります。バングルは留め金がありませんが、スリットの有無で2種類に分かれています。サイズには注意してくださいね。
最後にアンクレットは足首に身につけるアイテム。宝石をあしらったジュエリーも魅力的ですよね。
宝石が用いられているデザインを選ぶと、願いがかないやすくなるため、ファッションアイテムのひとつに、取り入れてみてください。