ブルーに輝く「ベニトアイト」と言う宝石をご存知ですか。
カリフォルニア州にあるディアブロ鉱山でしか採れず、分散率(光が様々な色に分かれる現象)はダイアモンドより高いと言われています。
さらには、宝石の底から浮かび上がる7色のファイア(虹色の輝き)が美しく、見る角度や光の当たり方によって透明にも見えます。
多色性を持つ美しいブルーは宝石の中でもトップクラスです。
今回はそんな希少な「ベニトアイト」をご紹介します。
ベニトアイトとは
1907年にアメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ペニト郡にあるディアブロ鉱山で発見された「ベニトアイト」は、最初はサファイアだと思われていたようです。
ブルーの石はサファイアと間違えられることが多いようですが、ベニトアイトもそのようでした。
後に実はトップクラスのサファイアよりも希少な石であることが判明したのです。
サン・ベニト郡から発見されたことから、サン・ベニトの一部を取って「ベニトアイト」と名付けられたと言われています。
そして発見地であることから、1985年にカリフォルニア州の州宝石になりました。
希少中の希少石
唯一の鉱山だったディアブロ鉱山も2005年に閉山してしまい、これ以上新しい原石が採掘されることがないため希少中の超希少な宝石です。
今では世界中のジュエリーショーでもほとんど買い付けることができないため、幻の宝石になると言われています。
石言葉
ベニトアイトは天性から持つ気品、高貴、自信、希望といったポジティブな意味合いの石言葉を持っています。
貴重な石でもあるベニトアイトは高貴さを放つため華々しい展望が広がっていきます。
華やかなオーラに憧れている、存在感をアピールしたい、自信を持って生きていきたいと思う方に最適な石です。
多くの人々を引き付けるカリスマ的魅力がわき出てくることを実感することができるとも言われ、希少石ということもあり「選ばれし者が手にする石」といった石だともいえるようです。
ベニトアイトは華やかな面だけでなくシンプルに清浄や柔軟性と言った意味も持っています。
頭の中を整理してクリアにしたいと思っている、柔軟性を持っていきたいと考えている方にも適した石です。
自分への自信だけでなく日々をポジティブな思考で過ごしたい、頭の中をクリアにして柔軟性を持って周りの人に優しくなれるようになりたいと思った時、きっと「ベニトアイト」はそんな力を持つ手助けをしてくれるでしょう。