言われてみればのはなしですが、婚約指輪と結婚指輪何がちがうの?って素朴な疑問を感じたことは御座いませんか?
今回は、違いについて触れてみたいと思います。
婚約指輪とは?
読んで字のごとく、婚約時に渡す指輪です。
男性が女性にプロポーズをする際に、その気持ちの表れとしてこれからの約束や決意を形にしたものが、婚約指輪の起源と言われています。
なぜ指輪だったかと言うと、リングの輪には永遠に続くという意味と協調や調和などの意味をなすものであり、永遠に思いが続くという意味で指輪を渡すことになったと言われています。
今では当たり前のようにダイヤモンドが使われていますが、婚約指輪にダイヤモンドが用いられるようになったのは、日本の高度経済成長期の1970年代と言われています。
テレビが普及したり、コマーシャルというものが生まれて、婚約指輪にダイヤモンドを用いるというブームが一気に広がりました。
その時のキャッチコピーが「ダイヤモンドは永遠の輝き」です。
ダイヤモンドの特徴である無色透明で何色にも染まっていないことや、この世で最も固い鉱物が固い絆を意味したり、きらきらしている特徴がこれからの人生の輝きにイメージされたりすることから、これからの二人の門出にピッタリということで選ばれたようです。
結婚指輪とは?
別名マリッジリングと言われる「ペアリング」のことを指します。
同じデザインのリングを男女が身に着けることによって、誓いの証を身に着ける習慣になりました。
指輪である理由は、婚約指輪でお伝えしたものと同じですが、同じデザインのものを付けることで、いつまでも変わらぬ想いでいましょうという、約束の証として身に着けるようになったと言われています。
マリッジリングは、左手の薬指に着けることが一般的だと言われていますが、なぜ左手の薬指なのでしょうか?
いろんな説がありますが、左手の薬指は心臓に繋がる血管がある場所で、心に最も近い「心とリンクした指」と言われています。
なので左手の薬指に指輪を付けることで、心との同調を願ってつけるようになったとか。
風水では、左手の薬指は「人との縁を育てる」と言われているため、これからの縁を育てていく誓いの指輪を付けることで、お互いの縁を育てていきましょうという意味を持っています。
最後に
なんとなく婚約指輪と結婚指輪があることは知っていても、意味を考える機会はあまりなかったのではないでしょうか?
意味合いを理解したうえで、結婚指輪や婚約指輪に改めて付加価値を感じて頂ければ嬉しいです。
少しでもこの記事がお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。