思い入れのあるリングを母親からもらい、身につけたいけど「サイズが合わない」
「ちょっとデザインを変更したい」という方も多いかと思います。
せっかく貰った母親の大切なもの。眠らせておくのは勿体ない。
そこで今回は、デザインの変更やサイズの調整はどうしたらできるのかをご紹介していきたいと思います。
貰ったリングのデザインが好みじゃない
「大切にしてきたから、娘のあなたにあげるわ」といってリングをもらうことも多々あると思います。母親と好みが似ている場合は、問題ないかと思いますが、そうでもない場合はどうしたらいいのでしょうか?
ジュエリー業界の流行デザインの周期は約10年と言われています。最近ではその周期に沿って、現行モデルに作り変える方が大変増えています。
自分好みのデザインに変えてくれる、専門店があるのはご存じでしょうか?
元がしっかりとした素材ならば、素材自体が劣化していることはほとんどないと言われています。また、プラチナやゴールドであれば溶かして自分が求めているデザインにリメイクすることもできるのです。
反対に、元のデザインとはほど遠く原型をすべて分解しないといけない。しかし、溶かすことが出来ないもの(ダイヤモンドなど)がある場合は、その部分だけ残し、他は新品を購入するという手もあります。
全部をすべて残したいのか、それともこの部分だけ残してほしいなど自分の中で
「優先順位」をつけるといいかもしれません。
費用はどのくらいかかるの?
実際にデザインを変えるとなると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
プロに依頼をすると、基本的にカタログやサンプルからお好みのデザインにリフォームしてもらうことが出来ます。
元の素材の一部を使う「セミオーダー」と、一から形を作る「フルオーダー」があります。それぞれの費用は、どのようなデザインにするかやサイズ調整などがあるので事前の見積もりが必要となります。
大体どのくらいなの?と思われた方もいらっしゃるかと思いますので、一般的な相場をご紹介いたします。
「セミオーダー」:5~10万
「フルオーダー」:15~30万
これらはあくまで目安になります。まずはプロのアドバイザーに相談してみるのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
世代を超えて引き継いだリング。原型をとどめることはなくても、代々受け継がれることで
その価値は何倍にも膨れ上がると筆者は感じています。
そんなリングは身に着ける本人の輝きをより一層輝かせてくれ、不思議と送り主の温かな気持ちも受け継がれていくのではないでしょうか。