【8月の誕生石】サードオニックス(紅縞瑪瑙)の魅力や石言葉について解説

8月の誕生石である「サードオニックス」は、オレンジや赤色の縞模様が魅力的な宝石です。

8月の誕生石と言えば、古くから有名なペリドットがありますが、それに加えて「サードオニックス」という宝石も存在します。

知名度はあまり高くありませんが、独特な模様からジュエリーとしても人気があります。

そこで今回は、サードオニックスについて石言葉や魅力について解説していきます。

サードオニックスとは

8月の誕生石でもあるサードオニックス(サードオニキス、サードニクス)。

赤色から朱色、褐色を基調とし、平行した白色の縞模様が特徴的な天然石です。

まるで照りつける夏の太陽を想起させる天然石で、古くから彫刻品やカメオとして広く使われてきました。

和名は「赤縞瑪瑙(あかしまめのう)」と「紅縞瑪瑙(べにしまめのう)」と言います。

サードオニックスのカラー

サードオニックスのカラーは、オレンジや赤色の縞模様をしています。

サードオニックスの原産国

サードオニックスは、ブラジル、ウルグアイ、インド、中国、ドイツなど、世界中で産出されている天然石です。

サードオニックスの特徴

サードオニックスは、メノウの一種で縞模様が特徴です。

縞模様は、一つとして同じものは存在しないため、「個性」を大切にしたい人に人気があります。

モース硬度が6.5〜7で、同等の硬さを持つ宝石の例としては、クォーツ(石英)があげられます。

サードオニックスの名前の由来

赤や茶色を意味する「サード(sard)」と「オニキス(瑪瑙・onyx)」を組み合わせたものです。

そもそもオニックスとは、もともと黒いアゲートの一種で、白黒の縞模様がある宝石でした。

しかし、赤や茶色をしたバリエーションも発見され、それらを区別するためにサードオニックスと呼ばれるようになりました。

和名である「紅縞瑪瑙」は、「紅」が赤やオレンジ色を意味しており、「縞」は縞模様、「瑪瑙」は馬の脳に似た石の外観を表しています。

サードオニックスの魅力

サードオニックスは、幸福をもたらす石と言われています。

悪縁を断ち切り良縁を引き寄せると言われているため、幸福な結婚をかなえるパワーストーンとして広く愛されています。

また、縁結びの石としても知られており、婚活中の人にもおすすめです。

サードオニックスは、人間関係やパートナーシップを円滑にし、結婚に至る縁をサポートするとされています。

独特な縞模様が、心をポジティブに促して、良い人間関係を築くための力を与えてくれると言われているのです。

婚活中やパートナーシップの成就を願う人にとって、サードオニックスは心強い味方となることでしょう。

サードオニックスの石言葉

サードオニックスの石言葉は、「幸せな結婚・夫婦和合・邪気払い・魔除け」です。

恋人や夫婦の関係を安定させたり、良い友情を引き寄せたりする力があるとされています。

日本でも、縁結びの神様で知られる出雲大社の御神体の一部に使用されていることが知られています。

その縁結びの力や邪気払いの効果から、多くの人々に愛される宝石なのです。

サードオニックスは、結婚やパートナーシップ、人間関係を改善する効果もあり、その力が古代から現代まで広く信じられています。

幸せな結婚や夫婦円満を願う人にとって、サードオニックスは特別な宝石なのです。

サードオニックスのお手入れ方法

サードオニックスは、比較的汗や皮脂に強い鉱物とされていますが、汚れが気になった場合はやわらかい布で乾拭きしてから保管することをおすすめします。

硬度は6.5〜7であり、一般的な日常の使用には十分な硬さを持っていますが、ルビーやサファイアなどと比較すると硬度は低めです。

硬い宝石との衝突や衝撃によってキズが入る可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。

汚れが目立つ場合は、ぬるま湯に中性洗剤をとかし、やわらかめの歯ブラシや布で優しく拭いて落としてください。

最後に乾拭きして水分をしっかりと拭き取り保管しましょう。

最後に

今回はオレンジや赤色の縞模様が魅力的なサードオニックスについて解説していきました。

知名度はあまり高くありませんが、「幸せな結婚・夫婦和合・邪気払い・魔除け」といった石言葉があるため、お守りとして身につける人が増えてきています。

この機会に、太陽のような魅力があふれるサードオニックスのジュエリーを身につけて、差をつけてみてください。